明治ブームや基地問題や

地図業界は温度が下がると忙しすぎ、暖かくなると少し人間らしく生きていけるようになってきます。
さて、また更新を始めしょう。

昨今は明治、というより司馬遼太郎ブームですね。
「坂の上の雲」まっただ中、日露戦争が始まってすぐに出版された、「滑稽 欧亜外交地図」がイギリスのオークションに出品されていました。

「黒蛸」ロシアは八本足を世界中に触手を伸ばしているか表現され、日本はそんな蛸野郎と戦っていんですということがわかります。
英語が併記 されているのでひょっとすると日露戦争当時の外債引受に役に立ったかもしれません。

滑稽 欧亜外交地図

触手は旅順まで伸びています。

kokkei_oua_gaikou_chizu_s2

フィンランド、ポーランドはドクロマークになっています。

kokkei_oua_gaikou_chizu_s1

現在の状況はここまでの緊張状態ではありません。でも、普天間問題なんかを眺めていると情緒的な話ばかりで、この地図に表現されているリアルな緊張感が欠如していると感じます。明治ブームは現在の閉塞感からの要請に思いますが、当時の先の見えない緊張感も伝えてほしいと思います。

現在同じ作者が同様な地図を書いたとしたらどのようなものになるのでしょうか。

この地図のオークションに参加してみようと思いました。しかし、開始価格は$2,000から。落札想定価格は$5,000でした・・・。

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